pazduro BLOG

夏休み前半戦を終えて

成長記録U-12

怒涛の夏休み前半戦が終わりました。

途中からblogが追いつかずすみません。

夏休み最初の山場はTSAとの3連戦サマーカップ。

ここで怪我人が出たり、体調不良が出たり、学校行事があったりとメンバーが少なくなりました。

だからこそ、メンバーで試合をするのではなく、チームで試合をしている。

ということを再認識出来ました。

そして、3日目には相手のAチームに引き分けと勝ちしかない結果にまでなりました。

 

しかし、結果に一喜一憂するのではなく、成果に目を向けて、これからも全選手の〝人間形成〟に1番の焦点を当てて接していきたいと思います。

夏の合宿の際に行った淡路島。

そこの合宿所を使用している他のチームで、マナーの悪さに合宿所や次に使用する団体が、物凄く嘆いていました。

うちから行ってる選手も多いチームでした。

やっぱり使用した後、出逢った後に、相手が気持ち良くなるぐらいの出逢いをしたいです。

そういうことを伝えていく事をパスドゥーロでは大切にしたい。

ジュニアユースに行ったらなんでもあり。

では本当に寂しく思いますし、自分自身の力の無さを痛感してます。

うちから巣立った後にこそ活躍する。

そんな関わり方をしていきたいです。

話を戻しましてサマーカップ後の土日カップ戦。

 

こちらはどちらも準優勝でした。

どっちも後一歩。

まだまだメンバーが抜けたら勝ちきれない。

でもね。

抜けた事で、みんなで支え合い、教え合い、何とかしようとしていました。

この子達は負けからしっかり学べる。

セルリアンカップでPKを外して泣いてるカイリ。

でもね、決勝戦、抜群のプレーでした。

PK外したから(ミスをしたから)ダメではなく、そこまでの取組が素晴らしかった。

そんな上で最後に外す。

素晴らしい経験に思います。

そこからのテソロとの交流戦。

 

上手いチーム、強いチームが沢山でした。

テソロには力負け。

それ以外には勝てるかな?という試合内容でした。

ただ、この日も色んな選手がチャレンジをして、成長を見せてくれていました。

そして迎えた全日一次リーグ最終戦。

大阪セントラル。

悔しかったけど、強かった。

パスドゥーロが苦手なサッカーを展開してきます。

前半終わってソウジロウに感情をぶつけました。

泣きそうになるソウジロウ。

いつもならそこで、何か戦術を与えたり、笑かしたり、工夫をしますが、この日はそのままそれ以外、話をせずに後半のピッチへ。

これから彼が目指す先では、ダメなプレーをしたら怒られてそれで終わり。

 

そこからは自分で這い上がるしかありません。

そんなメッセージも込めて、また、そうなったらみんなはどうするのか?

そんなとこも見ました。

 

すると、ナオトが大声出してみんなを鼓舞。

 

そして、ソウスケがそっとタイガの方へ行き、「頑張れよ」と声を掛けました。

 

今まで辛くてもゴールを守り続けてきたソウスケ。

先日は交代したら試合中にも関わらず「どうすれば試合でれますか?」と自分の事でいっぱいいっぱいの試合そっちのけのソウスケが、出れなくても、出来る事を考えて、タイガへ声をかけてました。

ナオトの人としてのその強さ。

ソウスケの優しさ。

怒られたソウジロウは可哀想でしたが、後半のみんなはソウジロウを助けようと、それぞれが必死にプレーしてました。

ソウジロウが今迄、チームの為にしてきた事が本物だったと改めて思う瞬間でした。

 

人間は、上手くいかない時にこそ、その人のしてきた事が返ってきます。

 

そして、上手くいかない時にこそ、その人の人間力が表面に出ます。

ソウジロウの心の種はみんなの心にしっかりと届き、それぞれの心にしっかりとソウジロウが存在していました。

そんなみんなの姿は見れましたが、まだまだ、ハル坊とナリも居た状態でしないと勝てない力不足もハッキリと露呈しました。

いや、川元の力不足ですね。

ここだけの話、負けた事への心のモヤモヤが取れず、TSAの矢野コーチに電話をして、セントラルとの話をして、アドバイスを貰いました。

次からはセントラルに負けないです!笑

そして前半戦ラストは関西No.1のジンガ三木。

強い!!

19番が本気で来たら3人でも止めれません。笑

でも、そこまでボコボコにされる訳でもありません。最後の方は人数が少ないのでフラフラでやられましたが。

vs ジンガ三木

0-2

0-0

2-2

0-1

0-5

2-4

 

こんな感じです。

最後に相応しすぎる相手でした。

差が縮まったのかはわかりません。

でも、6月から8月前半の活動の中で言える事は、みんなが人間形成の中で成長している事。

誰かの事を考えて行動したり、誰かの為に言葉を使ったり、誰かを守ったり。

その上で自分の成長を大切にしてたり。

驚く程のスピードで成長し、気がつけばサッカーも1部リーグで上位に居ないと成績が悪いように思ってしまう。

この調子で、色んな経験を一束飛ばしをせずにしてもらいたい。

楽しいだけでなく、頑張るだけでもなく。

心のタンクに色んな喜怒哀楽を貯めて欲しい。

そして、出逢う人達から愛されるみんなで居て欲しい。

出逢う人達を笑顔に出来るみんなで居て欲しい。

将来の夢を職業にするのではなく、人としての〝在り方〟にこそ夢や目標を持って前進し続ける人になって欲しい。

みんなの〝在り方〟にこそ、沢山の人が感動したり、勇気をもらう。

 

そんなみんなになって欲しい。

 

全国大会に出るという結果より、そういう目標に向かって進む中で、みんなの目標に向かう選手として人としての在り方にこそ、大切なものがあります。

監督も数年前までは、デフフットサル日本代表で「世界一」という結果ばかりを追いかけてしまいました。

そして気がつきました。

世界一を目指す前に、日本代表としての在り方。

ここを大切に1日1日過ごすことの方が重要である事を。

結果は達成したら終わり。

在り方はずっと続く。

みんなの心がより豊かに。

このOFF期間に家族と過ごしたりいっぱい遊んだり。

いっぱい笑って、愛知県遠征に来てください。

ええ顔して、ええ顔色で会いましょう。

みんなの頑張りに心から拍手を贈ります。

みんなありがとう。

 

監督