目を向けるべきもの
成長記録U-12
最近の試合やミズノ舞洲での紅白戦で感じた事。
みんながドンドンとイキイキとした目をしてきました。
そして、前向きな言葉が増えてきました。
5年生なんて本当にそこは分かりやすく。
また、4年生もなんだかんだ言いながらもめざましい成長を見せてくれてます。
元々、元気な感じの6年、3年。
6年に関しては目だけでなく、言葉も、行動も本当に変わってきました。
ずっと見てくれている保護者の皆さまなら、そんな我が子ではなく、チームの変化に気がついてくれている方も多いかなと思っています。
どんな事もそうで、大前提に〝思考〟があります。
思い考える。
この〝思い〟がポジティブかネガティブか。
ここが+か−かで考えが更にどちからに進みます。
そして、思考の後には行動があります。
僕は行動というより〝考動〟だと思っています。
考えて動く。
この考えは最初の思考からどちらに向かって進むのかが決定されます。
そして、その先に『失敗は成功のもとではなく、成長のもと』となり、前向きなチャレンジを続ける事で、真の力を身につけていきます。
今、子ども達の多くが(まだまだ全員ではありませんが)前向きにチャレンジする事に喜びや自信を感じたり持ったりしてきてます。
また、日本は多くの大人が正しく生きてます。
子どもの頃から親の言う事を聞いて、学校では先生の言う事を聞いて、就職したら上司の言う事を聞いて。
何かを考えるというよりその場の対応に追われて、何も考えなくなっていき!思考を奪われます。
正しく生きると、その多くは、誰かに従い、自分の思考ではなく、会社だったり組織の思考を優先し、いつの間にか〝保身〟〝利権〟〝忖度〟が多くなります。
気がつけば、子どもの頃は自分の事が好きだったり、自分の良いところをいつでも言えたはずなのに、そうではない自分に気がついたり、いつも周りの目が気になったりします。
でも。
1人1人に素晴らしく良いところが絶対あります。
そして誰にだって悪いとこもあります。
その殆どが、良い、悪いの前に〝都合〟という言葉が付いてるのです。
誰かが見て、都合が良いか、悪いか。
そんなことで判断されてる事ばっかりです。
本当は世の中には素敵な事、感動する事だらけ。
だけど、そこには目を移さなかったり、自分なんかと思ったり。
そして、我が子へも同じようにとなる。
もう一度言います。
今、パスドゥーロの子ども達は全員
「絶賛、成長中」
です。
成長中ということは、失敗も沢山しているという事です。
失敗は成長のもとだから。
失敗をネガティブに捉えたり、失敗した事を家や帰りの車の中でネガティブに伝える。
そうすると子ども達は失敗しないように振る舞いだし、失敗しないように、目立たないように、何もしないように、何も思わないようになります。
自分の心をネガティブが奪います。
もしかすると、保護者の目から見た時に、我が子が堂々と失敗しているのが腹立たしく感じる事や、情けなく感じる事もあるのかも知れませんが。
そう感じる保護者は一度、自分自身、自分の周りに目を向けてみてください。
そんなに堂々と失敗して、それでもまた立ち上がって何度でもチャレンジする。
そんな人間、何人いるでしょうか?
殆どの人間が自らの人生を思いっきり生きてるでしょうか?
何となく生かされて、何となく何かを気にして。
でも、でもでもでもでも。
実は他人ってそれ程、人に関心なんてなく、そんなに気にしてないんです。(川元調査による)
だから、この絶賛成長中の子ども達だから。
親は木の上から立って見てやってください。
ここが重要ですよ。
木の影から見るんちゃいますよ!
木の上からですよ。
常に全体を見て、俯瞰で物事を捉えながら。
それでいて、家に帰ってきた時には、誰かと比べたりせず、ただただ聞き上手になり、褒めるではなく、認めてやってください。
キチンと認めてる事を伝えてやってください。
すると子ども達は更に安心して色んな話を聞かせてくれると思います。
ただ決して無理矢理聞かないでやってくださいね。
いつでも子ども達が親に話をしたい!って思った時に、うちの親は聞いてくれる、受け止めてくれる。
その人間関係が大切に思います。
それにしても最近の子ども達は主体的でポジティブで考動力も備わってきました。
公式戦が中々、出来てませんが、その事も前向きに捉えて、この貰えた時間を大切にして子ども達とより良いチームを目指して頑張っていきます。
応援宜しくお願い致します。
監督