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非認知能力の大切さ

成長記録U-15

土曜

メニーナは紅白戦をしました。

普段なら「均等分け」「1st vs 2nd」みたいなチーム編成にしますが、

「非認知能力」の向上

の大切さを痛感しているので、敢えて今回のチーム編成にしました。

【大阪のおばちゃん】vs【東京の貴婦人】

メニーナの女の子達はオフザピッチでは基本的に全員がワイワイしてます。

学年も関係なくみんなで仲良く元気です。

でも、サッカーとなるとやはり〝伝える側〟と〝伝えられる側〟にハッキリ分かれます。

うちとしては〝対話〟を大切にしたい。

という事で【大阪のおばちゃんチーム】は伝える側、【東京の貴婦人チーム】は伝えれられる側のメンバー構成。

アップからチームに分かれてしてもらいました。

やはり伝えることを普段からしている人間は先回りが出来る。

川元が分析にするに先回りが出来る様になる理由として、普段から伝えてる人の方が〝小さな失敗〟をたくさん経験している。

伝えた事により相手の反応があり、そこでトライ&エラーを繰り返している。

最近聞いた言葉で最も心に響いた言葉を贈ります。

 

【成功はその人の表面を飾り、失敗はその人の心を豊かにする】

 

本当にそうだと思います。

川元で考えてもそうです。

よく、社長さんに連れて行ってもらって、社長さんと会う時に開口一番こう説明されます。

 

「この人は全日本の監督をしていた」

 

しかし、そんなものは過去にした事なだけで、川元の表面でしかありません。

自分自身、自信を持っているのは肩書きなんかではない。

むしろ、過去の栄光のようなものは全て終わったら捨てたいとさえ考えています。

 

もっともっと人間として勝負がしたい。

肩書きで、人を集めるような人間になりたくない。

人が勝手に集まるオモロイおっさんになりたい。

そんな事を日々考えています。

脱線したので話を戻します。笑

 

アップの段階でね。

【大阪のおばちゃんチーム】は先ず、アップを学年バラバラでグループを作ってやろ!が、最初の言葉でした。

1年、2年、3年がバランスよく4人組を組んで、みんなでワイワイ喋りながらアップをしていました。

その中でも3年生が盛り上げていました。

 

【東京の貴婦人チーム】は同学年で4人組をしてました。

途中でノアが発信したと思います(川元もグランド設営したいたので聞き耳は立ててましたが、ノアだったと思いますが確実とは言えません)

「学年混ぜこぜでやろう」と。

 

アップの時点で【大阪のおばちゃんチーム】がリードしてました。

試合結果は35分ハーフで1:1でした。

 

後半のラストワンプレーでマコが起死回生の同点弾!

 

最後の最後に【東京の貴婦人】が追いつきました。

試合を見てると、最初からコミニケーションを上手く使い、ベンチからも声が出る【大阪のおばちゃん】と少しずつ、コミニケーションを取り、普段は聞く側の選手も一生懸命伝えていた【東京の貴婦人】

どっちがどうというより、3年は特にみんな自覚を持ってやるべき事をトライ&エラーしてました。

常々、環境こそが人を育てる。

 

と思っている川元ですが、山梨県の指導者仲間である方が先日、こんな事を書いてました。

 

人が環境を育む。

 

違う言葉に最初は感じました。

 

でもその人の文脈を読んで考えて因数分解してみると、残ったものは同じでした。

 

伝え方が違うだけで。

 

僕が思っていることも、環境を与える人がどんな環境を与えてやるかを考える。

そこに尽きると。

そして非認知能力こそが生きていく中で本当に大切で、非認知能力こそ本来、各家庭で教えるべきものだと。

気になる人は調べてください。笑

 

そんなこんなで今回、この企画のMVPは…

 

ゆいな(大阪のおばちゃんチーム)

 

MIPは

のあ(東京の貴婦人チーム)

 

でした。

 

また色んな角度でアプローチします。

 

面白かった!

 

監督