pazduro BLOG

6/19(土) 千本TM

成長記録U-10

6/19(土)千本TM

vs千本
15分1本×5本

さすがに中止だろうと思っていた中でのトレーニングマッチ笑

雨の中での沼のようなピッチコンディション!

こんな日だからこそ、こんな状況だからこそ、普段では観られない姿を観ることが出来ました。

そして3年生大会が雨天中止になったことを踏まえてずっと呼びたかったしゅんに声を掛けさせてもらいました!

不参加予定だったいっしんも参加に変更となり、9名で挑みました!

前回1度も勝てなかった相手との試合。

先ずは皆の中での目標・目的の再確認をしました。

そして、このピッチの上でやれること、何が得かを選んでやろうと送り出してのいざ1本目がスタート!

ですが、ピッチの状態を気にしていたり、考えるスピードが試合についていけてなかったり、
一人一人の”考動”が素晴らしく遅かったです。

あれだけ球際を激しく、どこまででもいけるのが武器のこたろうも最初は水しぶきひとつ上げないプレーを選んでいました。
水溜まりを避けて走ってました(笑)

そして約5分もしない内に交代させられたのはけんちゃんでした。

気がどこか色んなところにいってしまい、試合どころではなかった。

厳しい言葉を初めて投げ掛けてみました。

そしてそんなけんちゃんに対して、ピッチの中で誰も何も言わない。

優しさとはどういうことかを皆に伝えました。

少し話をし、その後のけんちゃんのプレーが変わりました!

皆もそこの変化をピッチの中で感じてくれたと思うので、選手同士でも求め合ってくれるようになってほしいです。

ほうしょうとそうたはこのピッチ用にサッカーのやり方が変えられていました。
あれはただ蹴っているだけではなく、ちゃんと何が得かを選んでいました。

一方、その部分に対してこちらから答えを与えられないと、安心出来なかったり、分からない選手の方が多かったです。

そこはこれからの取り組みで少しずつ変わってきてくれると思ってます!

しゅんが途中から入り、球際の部分や守備のフライングの部分、取られたあとの守備など少しずつ、全体的に考動が変わってきました!

最初はこんなピッチでもボールを繋いできてくれた相手だったので、はめれたり、相手ゴール付近で奪えたり出来ていました。

途中からはロングボールを蹴るように対応が変わりました。
そのお陰で蹴られた時の対応にアプローチ出来ました!
最初はCBが被ったらピンチ。。という対応の仕方でしたが、途中からは蹴られた時の対応が試合の中で上手くなったと感じます!

結果的には最後0-2と敗れ、負け越してしまいましたが、
前回試合をやって一度も勝てなかった相手に対して、五分までに持っていけた試合を出来たことが成長を感じました!

気になったのは最後の試合。

3年生の試合では先制された後に、もう終わりだという試合を観るよりかは心に火が着く選手が多いのが最近の印象です。

それは最初から頑張っていないということを言いたいのでは無く、やられても次やるぞという気持ちが強いなと感じます。

また、
こちらがお尻を叩いたからと着く火ではなくて、
皆には意思があり、本気で自分が感じて、自分で自分の心に火をつけるという部分です。

この自分で自分の心に火がつく。という部分って結局は自分次第ということなんです。

その部分は大人や指導者がいくらその時に言うても、いくらその時に頑張っても、見られるものではないと思います。

0-1になり、どんな皆かな?と思って観ていましたが、皆の熱量に変化が無いままでした。

0-2になり、ようやく1点を目指している皆の姿が見えました。
0-2からようやくギアが上がったのを感じれました!

1-1にでも出来た試合でしたし、2失点目はしなかった試合だったと、僕のものさしではそう感じています。

そこが彼らの課題として、今後の試合にも注力していきたいと思います!

ですが、0-2になった後の彼らのプレーだけを切り取れば、皆が出来ることをやり続け、熱く闘い、凄く良い試合でした!

ということは皆出来る!

保護者の方、テントの用意や設営のお手伝いなどご協力ありがとうございました!


ゆうまコーチ