U-11選出メンバー ラーメンまこと屋カップ
成長記録U-12
2日間、奈良県にてプチ遠征という形でグラシオンさんにご招待頂き参加しました。
まず、2日間子どもたちを送り出してくださった保護者の皆様。
現地まで応援に駆け付けて下さった保護者の皆様。
本当にありがとうございました‼︎
そして対戦頂きましたチームの皆様、主催のグラシオンさん、ラーメンまこと屋さんをはじめとする大会スポンサーの皆様。
最高の大会をありがとうございました!!
1日目 予選リーグ
vs.奈良クラブ (3-1)勝利‼︎
vs.長岡京1st (1-2)敗戦‼︎
vs.レッドスター2nd (2-0)勝利‼︎
勝ち点6 予選2位‼︎
2日目 2位トーナメント
vs.EXE.90 (3-0)勝利‼︎
準決勝
vs.ディアブロッサ高田 (1-5)敗戦‼︎
3位決定戦
vs.セレッソ大阪 (0-9)敗戦‼︎
結果
2位トーナメント4位
12位/32位(全体で)
勝つべくして勝ち、負けるべくして負ける。
3勝3敗の結果をみると、そのように感じました。
サッカーは、1人の強さよりも8人で強い方が勝つスポーツ。
ですがこの敗戦の3チームに関しては、個人としての能力もチームとしての能力も劣っていたなと感じました。
それでも勝つ可能性があるのがサッカーですが、一勝も出来ず。
自分自身の無力さを改めて痛感しました。
勝ちたい一心で臨みましたが、思い通りにいくはずもなく。
ああ、難しいなぁ。とつくづく思わされます。
ですが同時に、失敗は成長の元であり、チャレンジする事が大切。
子どもたちに言っている分、自分自身が失敗を成長に変えないといけないことも痛感しました。
振り返ってみれば、たくさんの話をしました。
準備の大切さ。全てが当たり前でない事。チームスポーツは仲間同士で助け合えるからチームである事。みんなはチームを代表して闘いに来ている事などなど。
この2日間の全てを糧にするのか無駄にするのかは今後次第。自分たち次第。
それを肝に銘じて取り組んでいきたいと思います。
長岡京、ディアブロッサ高田、セレッソ大阪。
敗戦の3試合です。
この3チームさんに共通してあるものを感じたのは、主に“怖さ”と、“個人のスペックの高さ”でした。
ゴールに向かってどんどん突っ込んでくるし、どこからでもどんどんゴールに来る。
こちらがゴールへ向かおうとすると、きちんとゴールを守ってボールを奪いに来る。
サッカーの原則ですが、細かいことは抜きにしてそこを徹底してたように思います。
そして、相手がプレッシャーにきてもボールを奪われないという圧倒的な自信。
そこから生まれる余裕。
素直に、うまいな〜。と思う選手ばかりでした。
どうやったらこんなにうまなるんやろ。って、嫌でも考えてしまうくらいでした。
そんな中でもみんなはめちゃくちゃファイトして、少人数で試合が多くても、ヘロヘロなりながら最後まで“1点”を追いかけてた。
その姿に、「あ、絶対いい勝負できるようになるわ」と今になって凄く思います。
個人で勝てないなら組織で勝つ。
自分たちのゆく道はそっちだと思いました。
でもやっぱり、普段から6年生の公式戦に出ている、はる、なり、たいがは光るものがありました。
はるは、今大会の全選手から優秀選手16人が選出される“ベストイレブン”にも選出され、そのメンバーで行われるエキシビジョンマッチにも参加していました。
持ち前の怪物キックで会場、相手チームベンチも笑いでした。
やっぱり何回見ても、あれは笑ってしまいます。
本当にチームの武器で、鍵でした!
なりが際立ったのは守備の厳しさと粘り、そして攻守における賢さ。
そこまで能力が高いわけでもないですが、めちゃくちゃ闘う。
心は熱く、頭は冷静に。
そしてどこのポジションでもできる、オールラウンダー。
複数ポジションはあっても、全ポジションができるというのは中々ないと思います。
課題の会話も、少しずつですがチャレンジしてくれました。
自分の意思を伝えるって、難しいけど物凄く大切なこと。
それはサッカーでもサッカー以外でも関係ない。
そしてそこが変われば、しっかりチームの“脳”になっていくだろうなという風に感じました。
そしてMIPはたいがに贈りました。
セービングでは、今大会No. 1だった自信があります。
何十点助けられたかわかりません。
どんな時でも堂々と振る舞うその無邪気さ。
でもどこか周りの空気が読めてしまうところ。
その上でチームの雰囲気をガラッと変えてしまう熱量。
たいがの持ってる魂は心が動かされる瞬間がたくさんある。
本気で喋ったら本気で喋ってくれる。
そして苦手なビルドアップにも、積極的に参加。
成功も失敗も、全て自分と相談しながらできるようになってきました。
どこまで成長するのか、楽しみしかありません‼︎
今大会、みんなと比べると出場時間が短かった、なおと、しんちゃん、ゆづき。
この3人は特に、最近自信を持ってプレーできるようになってきていました。
その中でも、試合に出れば自分にできることを精一杯する。
なおとはやっぱり声です。
ピッチ内、外でも関係なく、その響き渡る声で、「今日もなおとおるやん」って言われるようになってほしい。
ピッチ外の時の声はみんなの背中を押すような声でしたが、ピッチ内に入ると少し大人しいように感じました。
おそらく、あそこまで高いレベルを体感したのは初めてだったと思います。
でもプレーでは気合いの入ったものがたくさんでした。
どこにいようと関係なく、得意なことに自信を持って発揮できる強さが身に付けば、間違いなくなおとにしかできないポジションになるだろうなと思いました。
最後まで絶対に諦めない、しんちゃん。
相手に抜かれようと、止められようと、ボールが外に出るまでは絶対に追いかける。
どんな時でも顔は必死です。
やる時は、自分にできる全力を常に出し切ってくれます。
上手いとか下手とか、もちろんこれから上手くなっていくとは思いますがそれ以前の大切な部分が備わっているように思います。
そして超ムードーメーカー!
しんちゃんの周りにいる子は常にみんな笑顔です。
いじられる事の方が多いけど、いじられてる時がいつもめちゃくちゃ嬉しそう。
しっかりメリハリあるところが、本当に素晴らしいと感じました!!
そして、過呼吸になってしまうくらいのど緊張したゆづき。
最近は、少し楽しそうにサッカーをします。
みんなと比べるとかそういうのじゃなくて、“自分にはこれがある”という自信が持てるものが彼の中で芽生えたんだと思います。
それでいい。
足は速いし、闘うとこは厳しくいくようになってきました。
ぼーーっとしてる時間も多々ありますが、訓練すれば絶対に変わります。
絶賛変化中のひとりです。
この3人は、試合の合間の時間にずっとキックの練習をしていました。
何か感じるものがあったんだと思います。
やらされてるものでもなんでもなく、自主的に行う自主練をしていました。
必ず、サッカーでもサッカー以外でも活躍する日がくることでしょう!!
そしてかっしー、ゆっきー。
ピッチ外ではめちゃめちゃお喋りでお調子者のゆっきー。
よく周りが見えていて、きちんと発言ができる、かっしー。
試合になると、どっちもめちゃくちゃ大人しい。笑
かっしーは自分の得意なとこ、苦手なところがわかってるはず。
ひとりで闘うわけじゃないから、会話を使って自分の苦手なところを誰かにカバーしてもらえば、もっと活躍の幅が広がるように思いました。
前には強い。
ただ、走られたりするのには弱い。
じゃあ、いかにして自分の強みを出せるシチュエーションに持ち込むか?
これから一緒に考えていきたいと思います!
ゆっきーは、どことなく慌てる様子がたくさんありました。
原因はいくつかあるとは思うので、そこは練習するしかありません。が、サッカーの面白いところのひとつとして、“相手を騙す”ってのがあると思うんです。
サッカー以外ではそういうことしてめちゃめちゃ喜んだり、自分の話でみんなのこと笑わせたりしてるねんから、それがそのまま試合に出てくればもっと落ち着いてできるやろうな〜。と思いました!!
にしても、しんちゃんとゆっきーの絡みはほんまに最高に面白いです。笑
スイッチが入ったときの迫力は凄まじいしゅうめい。
ベンチから見ていてもその迫力にはプレッシャーを感じる時さえあります。
でも中々自分でスイッチを入れれない。
最後の最後、逃げてしまう様子に見えました。
言い訳は通用しません。
痛かろうが、しんどかろうが、ピッチに立てば最後、100%を出す以外に道はない。
強く、強く、逞しく。
絶対的なストライカーになってくれると、信じています。
しゅうはやはり、球際での厳しさに欠けるなという印象でした。
ただ、以前と比較してよく走るしよく闘う。
そこの振り幅をみると、最近は大きな成長を感じます。
それに、ミスした選手に対して絶対に前向きな声をかけていました。
そして余裕があるときはしっかり相手をみてプレーできる。
そこでの判断スピードさえ上がれば、身体が小さくても、身体能力がめちゃくちゃ高くなくても闘える‼︎
セレッソの6番のボールだって、絶対奪えるようになろうや。
練習や、練習!!
今大会、りくとには厳しくいきました。
ウイングで、得点するべき選手のひとり。
みんなが身体を張って繋いだボールを、何がなんでもゴールまで繋げる気持ち。そこに対する情熱。責任感。
判断とかポジショニングとか、諸々ありますが、りくとはそういうところがピカイチな選手になってほしいなと思いました。
めちゃくちゃ素直でサッカーが好き。
やるべきことはたくさんですが、切り替えの速さや守備の厳しさ。
最後まで絶対諦めない姿勢。
意識すれば誰でも出来ることでも、誰よりもやるから輝く。
おそらく今年度、初招集の4年生みずき。
サッカーが大好きで、めちゃくちゃ素直。
そして自分以外のことを考えれる人なんだなと今回の遠征で気付かされました。
帰りのバス、酔いかけてる選手の隣に座っていたみずきは、“匂いがしたらもっと酔ってしまうかもしらんから”という理由で食べるのを我慢していました。
その発言と行動に、心から感動しました。
試合の方でも、ディアブロッサ戦では厳しいプレッシャーから相手のボールを奪い、シュートまで持ち込むシーンが2回ありました。
見事に2本とも外しましたが、試合後本人は相当悔しがっている様子。
そんな経験がめちゃくちゃ大事です。
忘れたあかん気持ちでも、いずれ忘れるもんだと思います。
だから時々言ってやります。
練習中のシュート1本、トラップ1個、パス1本にどれだけこだわるか。
とても難しいけど、どれだけこだわるか。気持ちを込めるか。意識をするか。
そんな細かい事の積み重ねがいざという時に出ます。
結果はどうなるかはわかりませんが、振り返った時に、「もっとやっとけばよかった」と思わないように。
いや、それを思うのも大事なのかもしれません。
ただみずきは、4年生以外全員に対する、練習に対する姿勢の部分で見本になってほしい。
「自分が決めとけば。」と思えるシーンなんて、そんなに数多く訪れないものだと思うので。
初めての帯同で、ひとつ上のトップレベルにフィジカルは劣らず。
ナイス活躍でした!!
多くのトップレベルを前にして、多くの差を感じました。
“高きに登るは必ず低きよりす”
ボコボコにされたセレッソにいずれ勝つには。
優勝したガンバ門真。
どちらも大阪のチームです。
道のりは短くもないし、なだらかでもない。
ただ、一歩ずつ一歩ずつ進む以外に道はなさそうです。
とてもとても勉強になりました!!
とはいえ、この子たちと過ごした2日間、本当に楽しかったです。
やっぱり元気の良さはトップレベルでした。
ラーメンも美味しかった!!
改めまして、主催して頂いたグラシオンさん、ラーメンまこと屋さんをはじめとする関係者、スタッフの皆様。
最高に最高な大会でした。
本当にありがとうございました!!
そして保護者の皆様、このご時世の中子どもたちを送り出して下さったこと、本当に感謝です。
現地まで応援に駆けつけて下さった保護者の皆様も、本当にありがとうございました!!
これからもどんどんチャレンジしていきましょう!!
めちゃくちゃ長くなりました!すいません!(笑)
田中コーチ