U-11.12ヴェジット招待TRM

3連休の最終日。

6年生の試合を観るのは全日のアイリス戦以来でした。

サッカーはもちろんですが、パスドゥーロが大切にしている“人として”の部分でお手本になる選手が6年生は本当に多い。

5年生も、そういったところはよくよく観て、どんどん真似していってほしいなと感じました。

試合の方は、勝ったり負けたり。

公式戦の彼らのプレーを間近でみているだけに、もっと結果で圧倒するのではないかと思っていましたが、そう上手くはいきませんでした。

ですが、試合の合間には、やっぱり細かく議論を交わしていました。

問題を発見して解決策を練り、試合に臨む。

6年生にはそんな姿勢がスタンダードにあるように感じました。

そういったことが物凄く大事だと思います。

そして自分たちが話し終わった後は、5年生の試合をみて外からコーチング。

どうやったら上手く伝わるかを考えて、外からしっかりサポートしてくれていました。

本当に素晴らしい！！

自分の事だけでなく、自分たちの事だけでもなく、しっかりその会場にいる選手たちをチームと捉えて一緒に闘う。

そして僕が気付いていないところを僕に教えてくれる。

普段から考える習慣があるからこその行動なんだと思います。

ひとつ思ったのは、失点する直前とその後の空気感。

この日だけなのかもしれませんが、失点直前はなにかふわっとした空気感が流れていました。

プレッシャーを寄せきれずにシュートを打たれたり、カバーが少し遅れて突破されたり。

そしてみんなは、それがミスなのを知ってるからその後は驚くほどに静かになってました。

ミスしても、試合中にはすぐに切り替える。

これもみんなはわかってるはずです。

でもこれが中々難しい。僕も苦手です。笑

終わってからしっかり振り返ればいい！！

やってる時はとにかく全力で前を向けばいい。

ここは、みんなと一緒に僕もチャレンジしていかなければいけない所だと、強く感じました。

そして5年生。

数ヶ月前に何度もやらせてもらった相手との対戦。

そこからどれだけみんなが成長したのか、はっきりと答えが出る練習試合でした。

こちらも結果は勝ったり負けたり。

ただ、6年生の試合をしっかりと観ていたからなのか、6年生と同じ現象が試合中に起きていました。

特に最近すごい成長をしているしんちゃん。

ベンチでも立ちながら6年生の試合を観て、同じポジションの選手をみながら、「うまっ！！すげー！！」って拍手してました。

そして次の試合で、そのプレー真似してました。笑

秒速の成長です。笑

かっしー、れね、そうすけ（松枝）も、ビルドアップの面では引っ掛けてしまう部分も多々ありました。

それでも、しっかりと観て観てやろうとしすぎてパスを出すのが遅れたり、というようなシーンでした。

今みんなでやろうとしてることを理解してちゃんと取り組もうとしてくれている。

ですが守備の面。

特にれねとかっしーのカバーリングは抜群でした。

サイドバックのしんちゃんやそうすけ（松枝）がしっかり寄せて寄せて、抜かれたところをめちゃくちゃ狙う。

そこで何度も何度もピンチを潰してくれました。

みんな本当に凄まじい成長です。

そしてみんなも、6年生の真似をしてボードで話し合う。笑

そしてまた課題がハッキリと見えた部分もありました。

“自分がボールを持っていない時にボール以外を観ること”

わかってるしやろうとしてるけど、ボールを見ちゃう。というのが多いように感じました。

なので練習からここは強くアプローチしていこうと思います！

まだまだノビシロはたくさんありますが、確実に、着実に進んでいます。

何より、チャレンジすることに積極的になったように感じます。

失敗を考えちゃうとチャレンジすることが怖くなる。

みんなにはやっぱり、チャレンジしたくて堪らない！！という人になっていってほしいです。

どんどん、みんなでチャレンジしましょう！！

田中コーチ